10年以上描いている私が失敗したことと本当の上達法

絵を上手く描きたい!

絵が描ける人ってうらやましい…!

そんな風に考えたことありませんか?

私もその内の1人で、身近な友達からインターネットまで、誰かの上手な絵を見ては「自分もこんな風に描けるようになりたい!」と思っていました(笑)

そんな私も絵を描き続けて10年以上。

…なのですが、あれ? 思ったより上達していない…(泣)

これまでの約10年で私が感じた、絵を上達させる為に必要不可欠な

・工夫して継続

・絵の勉強のやり方

・楽しんで描く

の大切さと、私がやってしまった失敗も交えて書いていきたいと思います。

絵の上達に必要なこと① 工夫をして継続

「継続は力なり」とはよく言ったものですよね。

残念ですが、絵は一朝一夕では上達しません

上達する為には量をこなすしかありません。

なので、絵を描き続ける習慣をつけることが必要になってきます

ただ、ここで重要なのが、最後まで描ききらないと意味がないということです。

よくやってしまいがちなのが、失敗してしまった途端に描くのをやめたり諦めたりしてしまうことです。

私もよくやっていた失敗で、全身を描こうとすると私は手が上手に描けないので、手を後ろに隠す構図を描いたり、ピースをさせたりなどシンプルに描いて誤魔化していました(笑)

上手に描けないのは確かに悔しいですし、恥ずかしいですが、このようなやり方を続けていると苦手な構図が苦手なままになってしまいます。

なので、今日は顔を練習しようと思ったら顔をすべて描く、立ち絵の練習をしようと思ったら全身を全て描くなど、上手かどうかは気にしないで最後まで描ききりましょう。

変な描き方をしてしまう部分が分かれば、今後改善していく際にとても役立ちます。

ただ、続けるといってもなんだか義務っぽくてちょっとなぁ…と感じますよね。

私も、確かに上手にはなりたかったですが、必ず何枚仕上げる! だとか何日までに! とか、ノルマができてしまうとあまり気乗りがしないタイプです(笑)

なので、絵を描くのが楽しくなるように好きなキャラで描いてみたり、自分の好きな要素を詰めたオリジナルキャラで描くのがベストです!

練習だから」、「上手く描けないから」といって好きなキャラではなく、たった今作った完全オリジナルのキャラや顔や髪のないマネキンキャラで練習しようとするのは、描き続かなくなる原因にもなるのでやめましょう。

絵の上達に必要なこと② 絵の勉強のやり方

絵の世界でも勉強はとても大切になってきます。

知識をつけることと、考えながら描くことです。
    
     

それぞれご紹介していきますね。

絵の上達に必要な勉強② 知識をつける

インターネットからでも書籍からでも自分の体や服からでもいいので、ここはこうなっているのか」と学ぶ機会を作りましょう

例えば、猫の絵を描いてほしいと言われたときどう描きますか?

大体は想像や過去に見た猫を思い出しながら耳、顔、体、尻尾を描いていくと思います。

しかし、頭の中から引っ張り出してきた情報だけでどれだけ正確に猫を描くことができるでしょうか?

デフォルメだとしても、猫について勉強していないなら尚更、途中で違和感を感じる絵になることの方が多いはずです。

私は今まで「大体こんな感じだろう」というなんとなくの感覚だけで絵を描いてきました。

その結果、骨格のつくりが分からない為、腕の長さは変になったり、動きを付けたイラストを描くことができません。

服も、イマイチしわの付き方が分からないため現実では付かないはずのしわを入れてしまったりします。

これがきちんと勉強をしていたらどうでしょう?

体なら、手首は股関節あたりにあるので意識をして描く、手の大きさは大体頬に当てたときに覆い隠せるくらいの大きさにする。

服なら、柔らかい素材は多めに小さいシワを細かく、固めの素材には少なめに一本それぞれが大きいシワを描くなど…。

知識があるのとないのとで絵のリアリティーや説得力が変わってきます

絵の上達に必要な勉強② 考えながら描く

自分の描きたいものがあるとき、どのように描けば思ったように表現できるか考えながら描くということです。

例えば、トレースをご存知でしょうか?

絵の上に別の紙を用意してなぞっていく技法です。

絵の練習法のメジャーなものとしてよく聞くかと思います。

ただ、このトレースはただ実践するだけでは絵の上達は期待できません

漢字ドリルをやったことがあるかと思いますが、ただなぞるだけではあまり頭に入ってこないんですよね。

人それぞれやり方はあるかもしれませんが、その漢字が何故その文字になっているのか、漢字の成り立ちが頭に入っている状態なら覚えやすいんじゃないかと思います。

それと同じように、今なぞっている部分が目なら、

・どうして斜めから見た顔のときは左右で目の大きさを変えて描くのか

・どのくらいの大きさの違いにすればいいのか

・瞳孔はどのくらいの位置に描けばいいのか

・頬と目の距離はどれくらいが最適か

など、目を例にしてみましたが、色々考えながら描く方がなぞるだけよりも効果的ですよね。

トレースでは下書きがあるのでやりやすいですが、オリジナルで絵を描くとなったら話は大分変わります。

描きたい角度によっても部位ごとに色々描き方が変わりますから、尚更どう表現するのかを考えながら描いていかないといけません。

なので、考えながら描くことが大事なのです。

絵の上達に必要なこと④ 楽しんで描く

どんなことにも言えることですが、楽しんで練習することが大切です

例えば、夏休みの宿題や学校の勉強。

どちらかと言えば、「やらなければいけない大変なもの」というイメージではありませんでしたか?

夏休みの宿題に至っては提出日の前日あたりになって急いで終わらせた方もいるかと思います。

しかし、これが自分の好きなことや興味のあることならどうでしょう

二次元のキャラでも何でもいいですが、気になったらすぐ詳しいプロフィールを調べたり、イベントがあるなら積極的に参加したりしますよね。

これは自分が興味があったり、好きなものだから「楽しい」「もっと知りたい」というポジティブな気持ちが生まれています。

なので楽しくない夏休みの宿題や学校の勉強は、積極的に「よし、やろう!」となることは少ないです。

絵の練習もどちらかと言えばあまり楽しくない宿題や勉強と同じ分類です。

そこで、絵の練習を継続する為に必要なことにも通じる話なのですが、楽しんで描くようにしてみましょう。

例えば、自分の好きなキャラクターで練習して描みたり、トレースをしてみたりなど。

それだけでも練習するモチベーションが上がります。

他にもモチベーションを上げる方法としては、自分を褒めるのも1つの手です。

上手くなるまではあまり上手ではない自分の絵を嫌でも見ることになるので、余計にモチベーションが上がりにくいんですよね。

そんな風に思ってしまうのは、「自分は下手なんだ」「全然上手くない」というマイナスな感情を抱くからなので、逆に「今日はここが上手く描けた!」と出来たことを褒めるようにしましょう。

もしくは今描いてる絵よりも前に描いた絵を見返してみるのも効果的です。

私は同じノートに絵をめちゃくちゃに描いてしまう方なので、必然的に何ヵ月か前とか1年以上前の絵を見ることになりますが、今の絵と比べたときに「あっ…前より上手くなってるじゃん」と思うことがあります(笑)

自分の絵を自分で褒めるのは変な感じがするかもしれませんが、はっきりと絵の上達が分かりやすいのでやってみて損はないです。

意外とモチベーションが上がりやすいのでぜひ試して見てください。

絵を上達させるのに必要なこと: まとめ

・継続する → 1日1絵など目標を決める

                          全身を描くと決めたら必ずすべてのパーツを描く

・勉強する →  ①服の材質の違いやシワの付き方、関節の曲がり方など、基礎的な部分の知識の幅を広げる

         ②腕をこの状態で曲げたのを正面から見たらどう見えるかなど考えながら描く

・楽しんで描く → 好きなキャラで練習したり、上手くいった部分を自分で褒めるなど絵を描くのがもっと楽しくなる工夫をする

絵を描くスキルを磨くのも大切ですが、無理やり義務感のある中で描くより、楽しんで描くことでモチベーションも上がりますし、なにより絵を描くことがもっと好きになるので本当に大切にしてほしいです。